オシャボコンプとボールの魅力
こんにちわ。平素よりお世話になっております。kazuです。
この度、栄えある「全世代オシャボコンプ」を成し遂げましたので、ブログにてオシャボコンプ楽しいよー怖くないよーっていうのを記していこうと思います。
※先に記述しておきますが、オシャボというのはオシャレなボールという意味で、直接的に下記に記すボールだけがオシャボであるとは思いません。
これは一般的な区分のようなものであり、表現しやすいから便宜上使っているだけです。
各個人がいいボールだな、オシャレだなと感じれば、ゴージャスでもプレミアでもダイブボールでも、モンスターボールでも十分にオシャボの区分に入ります。
私個人としては「レアボール」という表現が良いのかなとは思っています。
オシャボコンプとは
下記に記すショップでは売っていないレアなボールに入ったポケモンをすべて集める行為です。
これがどういうことかというと、今作孵化可能でソード&シールドに登場するポケモン282種を11種類のレアボールに収めた状態で手に入れることを指します。
つまり、282×11=3102匹のポケモンを収集することになります。
あぁ!待って!もうちょっと読んでって!無理ではないの!ほんとだから!
●どうやってコンプをめざせばいい?
①交換
基本的に「交換」を通じて手に入れることになります。だって、3102個のボール使って捕まえようなんて無理じゃないですか。
この「オシャボコンプ」を目指して日夜交換し続ける勢力があります。それがオシャボ勢です。
このまじで、優しくて暖かく無理難題に挑み続ける集団が出している「交換ツイート」に交換を申し込みましょう。その人が持っていないボールのポケモンなら丁寧に交換してくれます。
交換怖くないよ。おいでおいで。
⓶オシャボ交換会
最初のうちはこのオシャボ交換会に参加するのが良いと思います。ルールなどはその交換会の詳細をしっかり読んでください。
さて、オシャボ交換会は様々なボールのポケモンが交渉なしで手に入ります。
まずは元手をここで獲得し、個人交渉に移るのもありです。
まぁ、オシャボ交換会自体がマジで楽しいのでずっとこれをしちゃう可能性も、もちろんあります。
私はずっとしちゃいそうだったので、結局一度もしませんでした。
そしてこの企画はオシャボ勢が「横のつながり」が非常に強いことを示しています。
●オシャボコンプする際の注意点
オシャボをコンプリートしよう!と思い行動に移す、もしくは今現在頑張っている貴方は注意するべきことがあります。
それは迷惑な行為、失礼な物言いは絶対にやめましょうという事です。
オシャボ勢は「横のつながりが強い」というのは本当で、あまりにも目に余る行為をしている場合、情報を共有され交換そのものができなくなる可能性があります。
絶対にやめましょう。
※私も過去に一度、身内の不幸が続いたとはいえ「交換が遅れる連絡」をしていなかった為、相手さんは激怒し、そのまま交換案件が流れた経験があります。信頼関係が壊れるため報連相はしっかりこなしましょう。
ちなみに全世代オシャボコンプは4000匹以上を収集することになります。すっげー大変だよ。
●オシャボコンプの魅力
オシャボコンプはお世辞にもすぐ達成できるほど、簡単ではない目標です。
途中で挫けるかもしれないし、終わりが見えず絶望してしまうかもしれません。
レートで高順位を目指すようなものです。
しかし絶対に言えるのは「やっていればいつか終わりが来る」ことです。
諦めさえしなければ、いつか必ずオシャボコンプはできる。
いいですよね。なんだか主人公みたいです。
それにちゃんとメリットもあります。
①友達がたくさんできる
対戦とは違い、互いに争う事はありません(別に対戦勢が仲良くないわけではないです、あれはあれでライバルみたいな関係で超かっこいいと思います。)
同じ目標を目指す者同士、協力し合ってオシャボリストの空欄を埋めるので必然的に仲良くなれるんですね。友達作りませんか?っていうかまず私と友達になりませんか?
⓶オシャボポケモンは財産。
現実的な話をすれば、オシャボポケモンというのはそれだけで希少性があります。
つまり交換レートにおいて切り札にもなりうるものです。オシャボポケモンで欲しいと思ったポケモンや必要なアイテムも手に入れることも不可能ではないでしょう。(不釣り合いな交換レートを提示するのはやめましょう。)
オシャボコンプとは、つまり交換の場において「オシャボポケモンが欲しい相手の要望を100%答えられえる立場」にあることを指しています。
なんだか超一流企業みたいですね。しかし、オシャボコンプした貴方はポケモンプレイヤーとしてある種の極地にたどり着いた者です。ある意味一流なのかもしれませんね。
●オシャボコンプ対象ボール紹介(収集対象ボール11種類)
ではここから、コンプに必要な11種類のボールを紹介していこうと思います。
紹介するこのボールたち一癖も二癖もある強者ぞろいで中々プレイヤーのものをくすぐるものとなっています。まさかポケモンと同じくらいキャラがたっていようとは。
ラブラブボール
ムーンボールと並んで人気があるガンテツおじさん渾身の一作。
ハートマークがまき散らされるエフェクトによって、かわいいポケモンやフェアリータイプのポケモンによく使われ、良く流通しているガンテツボール。
ガンテツおじさんはあのお歳で若者の心を掴むため、日々研究していたのかもしれない。ボール職人の飽くなき探求の魂の一品。
大変メジャーで人気なのだが、一つ厄介なことがある(オシャボは皆大体が厄介)
ラブラブボールの説明文は「じぶんの ポケモンと せいべつが ちがうと つかまえやすくなる ちょっと かわった ボール。」とある。
お判りいただけただろうか。なんとこのラブラブボール、違う性別だけではなく同じ種類のポケモンでないと捕獲補正がかからない。
こんなんわかるか!
7世代、8世代においてポケモンオシャボコンプをしたがいつもこのラブラブボールが真っ先に揃ったところを見ると、よく交換の場に上がるようだ。
あと昔の仕様は忘れて差し上げろ。
ムーンボール
ラブラブボールと並んで人気のあるガンテツボール。
その三日月が散っていく幻想的なエフェクトは、ガンテツボールの中でもオシャレ度が高く、魅了される人は少なくない。
月の石で進化できるポケモンに使用すると捕獲しやすくなる。
ニドリーナ、ニドリーノには適用されるがニドラン♂♀には適用されない。シビアすぎるだろ。
月や宇宙に関係するポケモンによく使用されており、ピッピやメテノ、ブラッキーやクレセリア、テッカグヤによく使用されている。ぶっちゃけ、すごくエモい。
しかし第7世代まではブラッキーもクレセリアもムーンボールでは捕獲不可だった。
また、三日月のエフェクトが切断などの鋭利なイメージを想起させるため、カミツルギなどのポケモンに使用するプレイヤーもいる。
ヘビーボール
ガンテツボールの問題児にして、映画版ジャイアンみたいなやつ。
ヘビーボールの仕様として、「ポケモンの重さが重ければ、捕まえやすくなる」というものがあるが、これは裏を返せば「ポケモンの重さが軽ければ、捕まえにくくなる」というウルトラボールと並んで、マイナス補正のあるボールであった。
※厳密にいえばウルトラボールは捕獲補正倍率が除算(×0.1%)で設定されているため、本当に捕まりにくいというだけだが、ヘビーボールは倍率ではなく加算減算方式が採用されている。
つまり補正によって0以下を叩き出せば、捕獲不能となってしまう。
これが原因でサンムーン時代に「野生で出現するダンバルはヘビーボールでは捕獲不可能」という事態が起こり、何人もの捕獲挑戦者の時間を湯水のように溶かした。
その後、ウルトラサンムーンで捕獲できるよう仕様が変更されるが、その確率はなんと(HP1にしたり眠らせたりと捕まえやすくした状態で)5%。加算減算補正を直してほしかった。
エフェクトは磨かれた岩石を散りばめた目を引く派手なもの。ヘビーボールがかっこよすぎるため、ヘビーボールだけを収集するプレイヤーも少なくない。
フレンドボール
緑のエフェクトと少しの水泡が特徴的な綺麗なボール。
ネストボールと同じく綺麗な緑だが、こちらのほうがやや癖が少ない印象。草タイプのポケモンや緑色のポケモンによく合う。
サンムーンにNPCが投げてくるボールの一つで全オシャボ勢が「そのボールよこせよ」と思った。
このフレンドボールの効果が「捕獲した時点で既に懐いている」という何とも洗脳に近いモンスターボールの機能を特化させたようなもので、ある意味モンスターボールの正統後継機と言えなくもない。
既に仲良くなっている設定故か、相棒枠やキャラクター性、ストーリー性を重視ししたプレイヤー(この主人公はこのポケモンと昔から仲良しなんだ‼‼みたいな設定持ってる層)に大変人気。
レベルボール
ガンテツボールの中で最も影薄く、しかし最も優秀なボール。
著色をベースとしたいぶし銀のような渋い見た目をもつ。ボールに刻まれたVの字はいかなる理由を持って刻まれたのか。
赤緑色の環状の光と、黄色と青色などの小さく丸い光や十字架形の光が飛び出すというみたい目に反したカラフルなカラーリングが特徴。
このボールを作成したガンテツおじさんの意気込みが垣間見える一品。
レベルボールの効果が非常に優秀であり「自分のポケモンよりレベルが低ければ捕まえやすい」という効果。
これは例えば、自分のポケモンがレベル100の場合、レベル24以下のポケモンに対して捕獲係数8.0、レベル25〜49以下のポケモンに対して捕獲係数4.0となる。
つまり、ダンバルとかいうのを除けば、捕獲係数4.0でみねうちして眠らせておけば100%で捕獲が可能になるのだ。
そう、このボールは実質的にマスターボールの下位互換なのだ。これすごくない?
スピードボール
今作、剣盾で「なんか足りないな…何のボールが足りないんだっけ?」とよく言われる悲しきボール。持ってない人は早くロトムラリーをこなして迎えに行ってください。
このボールは放射状に細い線と小さく丸い光が複数飛び出し、閃光のようなスピード感あるエフェクトとなっている。
すばやいイメージの電気タイプや飛行タイプの鳥ポケモンによく似合っており、今作で新しく追加されたポケモン「サンダー(ガラルのすがた)」に使用したトレーナーも多いだろう。
ボールの効果は、「にげあしの はやい ポケモンが つかまえやすくなる ちょっと かわった ボール。」とある。
実際は「素早さ種族値100以上のポケモンが捕まりやすくなる」効果で、説明文自体は徘徊系準伝説に有効そうだが、当時HGSSでは野生で出現するポケモンの中でスイクンだけが対象外だった。(スイクンすばやさ種族値85)
実は7世代、8世代でもガンテツボールの中でも一番遅くコンプリートすることになった真のレアボール(あまり交換交渉の場に上がらない)。
ルアーボール
隠れた実力者。オシャボ界隈でもファンは多くダイブボールにも負けないより水をイメージしたそのエフェクトやボールの洗練されたデザインに引き寄せらるファンも多い(早口)。
オシャボ勢はこのボールが好きな人が多い傾向にある。あるはずなのに交換の場ではあまり見かけない。
また、ルアーボールにワニノコが入ってればその人は十中八九アニメを視聴している。(サトシがワニノコをルアーボールに入れていた)
そのボールのデザインや「釣ったポケモンを捕まえやすい」という効果でギャラドスを入れているトレーナーも散見され水タイプ専門で扱うトレーナーにも大変人気。ダイブボール?知らない子ですねぇ・・・
ちなみにボールのドット絵がXYで一度変更されている面白いボール。
それ以前がこちら
緑…?
ドリームボール
知る人ぞ知る、かつて最もレアリティの高いボールだった。今世代の転校生ポジション。
第5世代でインターネットサービス「ポケモンドリームワールド」というシステムを利用することで現れるポケモンを捕獲するために使用された特別なボールだった。
第8世代でまさかの復活。
ガラルポケモンリーグ非公式キャラクター不審者ボールガイによって手渡しされる。これに驚愕した古参勢やオシャボ勢も多い。
かつては限られた世代の限られた期間でしか入手できず、また7世代のボール遺伝の仕様変更(6世代まではボール遺伝そのものがなかった)の為、「幻のボール」とも言われた。
その反動なのか、今作ではボールガイから貰えるし、デリバードレイドからはポロっと出てくるし、かんむり雪原の目玉商品として売られているはと大盤振る舞い。
交換レートとしてはトップからガンテツボール以下ウルトラボールとほぼ同列くらいまでに落ち着いた。
余談だが色違いコアルヒーとの相性がすさまじくいい。
ウルトラボール
第7世代アローラの地で爆誕した最新のボール。対UB特攻兵器にして最終兵器。
のんびり島国で産まれたとは思えないほど、最先端のデザインを兼ね備えておりその形状やとがった性能で数多の厨二病患者たちプレイヤーたちを魅了した。
そしてヘビーボールと同じく問題児でもある。
ボールには基本的に捕獲補正率というものが設定されており、この値が高ければ高いほど捕まえやすくなっている。如何なるボールも設定されており、基本となるモンスターボールも捕獲補正率×1である。ところがこのウルトラボールあろうことか捕獲補正率×0.1。何と10倍捕まえにくい。
適正補正が入るはずのウルトラビーストは、今作ダイマックスアドベンチャーでのみ出現となっており、またこのアドベンチャーはすべてのボールの捕獲率が100%になっている。
つまり、このウルトラボールは本作にて本当に捕まえにくいだけのボールとなり果てている。ルザミーネ「使えないボール」
今作ではダイマックス鉱石と交換してくれる。ガンガンダイマックスアドベンチャーに行こう。
サファリボール
過去に存在した消されたはずのボール。初出は第三世代のサファリゾーンから。
今作、剣盾にて復活を果たした超問題児。このボールはウッウロボより1/1000の確率で排出されるため、とにかく試行回数を稼ぐしかない。
今日もプレイヤーは集中の森にて、材料のボングリを集めるため木を揺らし続ける。
これは一般的にボングリ集め、もしくは「魂の巡礼」と呼ばれている。呼ばれてない。
なお、交換レートは超高価。「オシャボ勢特攻」とも言える能力があるので、手に入ったら大切にしよう。
ボールのエフェクトはほぼネストボールと同じだがこちらのほうが緑が濃い印象を受ける。野生を感じさせるボールからか、元サファリゾーン出身のケンタロスかつ色違いとの親和性が高い。
コンペボール
過去に存在した超マイナーボール。今作の超問題児その2.初出はHGSSの虫取り大会。
今作、剣盾にて復活を果たした超問題児その2。サファリボールと同じくウッウロボから超低確率で排出される。
こちらも上記にあるサファリボールとボングリから作られる。
長らくコンペボールには虫タイプのポケモンしか入らなかったが、今作解禁されたことで入れることのできるポケモンがグッと増えた。胸熱。
こちらも同じく交換レートは超高価。
ちなみにこのボール、ポケモンHOMEでもらえるシールではコンペボールには「S」の文字があるが
実際には「モンスターボール」をイメージしたものが記されている。
おそらく原因はドットの絵の「光を反射している部分」がデザイン見え「S」のマークとなったのだろう。
統一してくれ。
いかがでしたでしょうか。一癖二癖ある子たちだったのがお判りでしょう。
しかし、特徴がありまくるボールたちも手がかかるからこそ愛着がわくというものです。
ここまで長らく読んでくださった皆様に感謝します。みんなも愛すべきボールたちを握りしめてポケモンを楽しんでください!ではでは!